8月の書籍売上ランキングをご紹介します。
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1位『たぷの里』藤岡拓太郎(ナナロク社)
2位『わたしを空腹にしないほうがいい』くどうれいん(BOOKNERD)
3位『漱石全集を買った日』山本善行清水裕也(夏葉社)
4位『天文学と印刷新たな世界像を求めて展覧会図録』(凸版印刷株式会社印刷博物館)
5位『100年後あなたもわたしもいない日に』土門蘭寺田マユミ(文鳥社)
6位『Spectator vol.44 ヒッピーの教科書』(エディトリアル・デパートメント)
7位『石の辞典』矢作ちはる内田有美(雷鳥社)
8位『岩田さん岩田聡はこんなことを話していた』岩田聡(ほぼ日)
9位『経営者の孤独。』土門蘭(ポプラ社)
10位『生きるように働く』ナカムラケンタ(ミシマ社)
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1位は、ギャグ漫画家・藤岡拓太郎さん初の絵本『たぷの里』。夏休みということもあり、よく手にとっていただきました。ナナロク社さんに追加納品をお願いしたところ、「たぷみくじ」なる謎のものが送られてきました。メモには「使えそうなら使ってください」と。例えば、小吉には「冷ややっこに醤油をこう、ちょうどいい感じでかけられるそんな程度には良い日でしょう」と書いてあります。小さなお客さんとのコミュニケーションに絶大な力を誇ったこのおみくじ、枚数も減ってきました。ご希望の方はレジ前にて。
2位は、盛岡の歌人、くどうれいんさんの『わたしを空腹にしないほうがいい』。恵文社では間違いなくこの一年で一番のロングセラー。作家と同じく盛岡の書店「BOOKNERD」が発行しています。
3位は、夏葉社から『漱石全集を買った日』。8/18(日)には、イベントスペースにて著者のおふたりと夏葉社の島田さんの鼎談トークイベントを企画しました。Facebookにレビューをあげています。よろしければこちらをご覧ください。
https://www.facebook.com/cottage.keibunsha.3/posts/2166864546756909
4位は、東京印刷博物館展示図録『天文学と印刷新たな世界像を求めて』。8/4(日)の只本屋さん、ANTENNAさんが企画したMTRL京都のイベント「TAKE OUT!」に出店した際にはこちらが一番人気でした。
5位は、土門蘭さんの短歌と寺田マユミさん絵がマッチングした一冊『100年後あなたもわたしもいない日に』。MTRL京都でのイベントでは、文鳥社さんが隣だったのですが、土門さんがお客さんの本にサインと短歌を一緒に書いていたのが印象的でした。
6位は、雑誌『Spectator』のヒッピー特集。ビートニクの本よりも禅の本がよく一緒に手に取られる現象は今も続いています。どのお店もそうなんでしょうか?気になります。
7位は、今まさに生活館で原画展を開催している『石の辞典』。内田さんの絵をあしらったハンカチも展示に合わせて販売しています。www.keibunsha-books.com
8位は、元任天堂社長の岩田聡さんのことばをまとめた『岩田さん』。京都といえば任天堂。まさしくDS、Wii世代だったこともあり、自然と惹かれる一冊でした。
9位は、またも土門蘭さんが著者の『経営者の孤独。』。土門さんが往来堂の柳下さん、わざわざの平田さん、CAMPFIREの家入さんら10人の経営者にインタビューをした一冊です。
10位は、求人サイト「日本仕事百貨」代表のナカムラケンタさんの『生きるように働く』です。発売から一年が経とうとしているこの本がなぜ恵文社でいま売れているのか。それは「3BOOKS」という定例イベントを新たにナカムラさんと企画し、8/30(にそのプレイベントとしてキックオフミーティングを開催したからです。こちらの様子もFacebookにレビューを掲載しています。ぜひ。
https://facebook.com/cottage.keibunsha.3/posts/2179550925488271…
駆け足でしたが、今月は以上です。また来月もお楽しみに。
(鎌田)