トークイベント【『漱石全集を買った日』と、善行堂と夏葉社の10年】の開催にあたり、 いま、ある読み物を制作しています。

 

寄稿者は三人。いや、もうひとり。

 

f:id:keibunshabooks:20190811180302j:plain

まずは、山本善行さん。ご存知、銀閣寺近くの古本屋「古書善行堂」のご主人です。

 

 

f:id:keibunshabooks:20190811180430j:plain

二人目は、その善行さんと対談本『漱石全集を買った日』を上梓した清水裕也さん。清水さんは善行堂はじめ、関西圏を中心にあらゆる古書、新刊書店に顔を出す、ちょっと有名な「お客さん」です。Twitterアカウント名の「ゆずぽん」のほうがしっくりくる人も多いと思います。

 

f:id:keibunshabooks:20190811180445j:plain

そして三人目は、その本を出版した夏葉社の島田潤一郎さん。昭和の名著の復刻など、「渋い」ラインナップを誇る個人出版社です。

 

まず、この古書店主とお客さんの対談本が読んで面白いということもありますが、縁にも恵まれて、この度お三方の鼎談トークイベントを開催することになりました。開催日は8月18日の日曜日。ちょうど一週間後です。ある読み物とは、このイベントで来場の方にプレゼントする特典ペーパーです。制作も佳境に入りましたので、宣伝させていただきます。

 

f:id:keibunshabooks:20190811180519j:plain

恵文社スタッフの思いつきによって制作することになったこちらの特典。三人に寄稿を依頼したテーマは「十年」です。イベントタイトルにもあるように、善行堂、夏葉社ともに十周年を迎える本年にそれぞれの十年を振り返っていただく内容になりました。また、今回のイベント開催に至った縁について私も僭越ながら寄稿させていただきました。三人のファンにとっては邪魔なことこの上ないと存じますが、あたたかい目で見守っていただければ。それぞれの題は「十年を振り返って」「断捨離」「禿頭のぼく」「誇れない書店歴」です。お土産があるイベント企画をはじめてしましたが、良いものになると思います。どうぞお楽しみに。

 

上林暁の小説集など、幾度とタッグを組んできた善行さんと島田さん。少し年齢の離れたお二人の掛け合いは見ていて面白いと思います。今回は、そこにさらに年下の世代の清水さんが加わります。どんな鼎談になるでしょうか。読書、古書好きのみなさま、ぜひご参加ください。

 

(鎌田)

 

2019年8月18日(日)

『漱石全集を買った日』と、善行堂と夏葉社の10年 

/////////////////////////////////////

【日時】8月18日(日)18:00開演 (17:30開場)

【料金】1000円 特典ペーパー付

【ご予約方法】

・恵文社店頭まで(075-711-5919)

・ウェブご予約フォーム https://cotage.sakura.ne.jp/event_form/

/////////////////////////////////////

www.cottage-keibunsha.com